入学辞退から起業した社長のブログ

20代起業家のベンチャー日記

現在価値 今の1万円VS1年後の1万円

こんばんは。

 

 以前の記事でなるべく支払は遅らせた方がいいと書きました。

 

delight21.hatenablog.com

 

支払を遅らせた方がいい理由を色々と書きましたが、そのうちの大きな1つで

現在のお金の価値と将来のお金の価値が違う。について。

 

結論、今の1万円と将来の1万円だったら今の1万円の方がいいです。

何となくお金は早くもらえた方が嬉しいと思いますが理由があります。

 

分かりやすいところだと、金利です。

今の銀行に預けてもいいところで金利0.1%とかですが、投資信託などに回すと

5%ぐらいは返ってくる事が多いです。

金利5%だと、今の1万円が1年後に10500円になります。

銀行にしろ投資信託(リスクあり)にしろ、今のお金が将来お金を増やします。

 

次にインフレリスクです。

インフレ(=インフレーション)とは物価の価値が上昇して、お金の価値が下がる事です。

例えば、今まで300円で食べれてた牛丼が500円に上昇した場合、今日300円持っていれば食べれますが将来受け取る300円だと200円足りなくなってしまいます。

 

将来もらえる1万円を現在の価値になおしたものを現在価値といいます。

金利5%だとしたら1年後にもらえる1万円は現在の価値にすると9523円しかない事になります。

 

だからこそ、入金は早くする、支払は遅らせる事が重要になってきます。

 

 

ビジネス(起業)において若さはデメリットになるのか?

こんばんは。

 

僕は起業して2年になりますが、まだ20代です。

商談などにいって毎回必ず言われるのが「若いですね!」という言葉です。

社交辞令で若いのに経営しててすごいねと言われる事がありますが果たしてビジネスの世界で若さのメリット、デメリットはどうなのか考えてみました。

一般的なビジネスマンにも共有する部分が多いと思いますが、経営者という僕の立場から若くして起業した場合のビジネスを想定します。

 

デメリット

資金力がない

大手企業に10年、20年勤めて毎年数百万貯金をしている人と比べると起業時の自己資金が大きく変わります。自分の前職のケースだとどのくらい貯金しているかは人によりますが、役員・部長クラスの独立がほとんどで年収1000万以上は当然のようにあったので入学辞退→2年間のサラリーマン→起業の自分とは数千万単位の差がありました。

 

人脈がない

社内人脈ももちろんそうですが、年数を重ねるにつれ一般的には社外の人などの交流も多くなっていきます。サラリーマン時代の長年の取引先から起業した後も仕入れをしたりしている会社も多いと思います。

また、役職が上がっていれば部下を沢山引き連れての起業も可能です。

 

実績、経験がない

 40才で起業した人などの本のプロフィールを見ると過去の輝かしい実績一覧がのっていることがほとんどです。〇〇で営業1位になった後、転職し、〇〇の事業を立ち上げ、その後〇〇を経験したのち独立!など。色んな事業や職種を経験する事は新卒と同じような年齢で起業する人にとっては難しいです。

 

 

 メリット

体力がある

ぐらいしか思いつきません。笑

寝ずに働けます。

 

 

結論

ビジネスにおいて若さはデメリットが多いと僕は思っています。

学校だと学年順にテストをし順位を分けられるし、映画館では年齢が低いと割引を受けれるし、新卒はミスをしても大目にみてもらえます。

ただ、ビジネスの世界は社長の年齢が若いからと言って割引されることもないし、1つの判断ミスで損失を負ってもお金が返ってくることはありません。

つまり、ビジネスの世界は起業した瞬間に年齢関係なくいきなり世界大会のフィールドで戦う事になります。闘うものが時価総額なのか売上なのか従業員満足度なのかは会社によって様々だと思いますが、1ついえるのは倒産したら負けだと思います。

※倒産してもそこで得られた知識や経験は無駄にならないという大前提で。

 

しかし、だからこそ楽しい。

自分の理念やビジョンを実現するために最高のフィールドが用意されています。

世界大会といっても、自分が戦うフィールド(事業分野・土地・商品など)は自分が決定出来ます。

デメリットが多くても自分が勝てるフィールドを創れるのもビジネスの世界の特徴です。

僕はスポーツもやってきたし、受験も経験しましたが、ビジネス以上にひりつく競技を知りません。

 

ビジネスにおいて若さはデメリットになる事が多いが、自分の努力次第でいくらでも逆転できる。

というのが僕の結論です。

キャッシュフロー(お金の流れ)を理解することの重要性

こんばんは。

今日はキャッシュフローの重要性についてです。

経営者はもちろんですが、財務に関わっている人やビジネスマンは会社でよく聞く言葉だと思いますが個人キャッシュフローについて個人ももっと考えるべきだと思っています。

そもそもキャッシュフローとは、一般的には企業の収入と支出を差し引いて手元に残るお金の流れを意味しています。

よくある黒字倒産キャッシュフローを把握してないために起こる事です。

例えば、12/10時点でお金が100万円あるとします。今月従業員が増えたので、取引先の開拓も増えて売上が200万円上がりました。この200万円は1/31に会社に振込されます。しかし、従業員の給料は1/20に150万円支払わなければいけません。

お金の流れはこのようになります。

12/10  100万

1/20    100-150=-50万

1/31    -50+200=150万

会社はお金がマイナスになった瞬間に倒産なので(厳密には給料を遅らせたりして対応してるとこもありますが、、、)いくら売上があがっていても1/20に倒産してしまいます。

契約が決まったからと言ってすぐに入金されるわけではなかったり、逆に仕入れや給与も前払だったり後払いだったりと色々です。

 

結論、支払は極力遅らせ入金は極力早くすることが鉄則です。

詳細は今後の記事で書いていこうと思いますが、現在の1万円と1年後に入ってくる1万円は大きく価値が違います。

 

ここまで会社単位の話ですが、個人単位でもこの考え方はめちゃくちゃ重要だと思っています。

色んな場面で損をしているなと感じる事がありますが、今すぐ始めた方がいいのは現金払いを辞めてクレジットカード支払に変える事です。

正直メリットしかありません。

僕が使っている楽天ゴールドカードの場合はこのような感じです。

1.支払が遅れる(12月に買ったものは1/27に引き落とされる)

2.ポイントがたまる(使用額の1%。楽天市場での買い物だと5%。)

3.使った額が一目で分かる

4.空港のカードラウンジで無料で使える

5.現金を持ち歩かなくていい

 

ポイントも溜まって支払が遅れるのにカードを使わない人がいるのが理解できないのですが、使ってない理由を聞くとだいたいどれかです。

1.使いすぎるのが怖い→カード持ったぐらいで使いすぎるレベルならそもそも現金でも自分の資産の管理が出来てないのでまず直しましょう。

2.いくら使ったのか分からない→アプリでカードでいくら使ったがかが一目でわかるから現金より100%分かります。

3.お金を持ってないように思われるのが嫌→経営者、お金持ちほどメリットを理解しているからカードを使ってます。

というように、使わない理由が全くなく、ただの情報不足からくるものだと思っています。

大学生とかでたまに見る毎月カツカツでカード支払で返済を伸ばして何とかやりくりしているみたいな本当にお金がないのはやめましょう。笑

ただ、この場合でもカードは使った方がよく少しずつキャッシュフローを改善させていきましょう。

 

個人的には1.支払が遅れるのと同じくらいメリットあるのが5.現金を持ち歩かなくていいことです。財布を持たずマネークリップなのでカードとラーメン屋で使う千円だけ持ち歩いています。

 

色んなカードを使ってきましたが、ポイントや使いやすさなど考えると楽天カードが一番いいなと思っています。

お金の入金を早めて、支払を遅くすることによって運用することもできるし、自己投資を早めにすることが出来ます。

会社と違って資金が少ない個人こそキャッシュフローに意識を向けるべきだと思っています。

役職が人を作る~実績の重要性~

こんばんは。

 

役職が人を作る

よく言ってる言葉ですが、12月から責任者に上がった従業員の発言・行動、周りの従業員の態度を見ていると最近本当にこの通りだなと思います。

人によって言葉の意味が違うかもしれませんが、僕は「実績を出した上で他に足りない能力があったとしても、責任者として任される事によってそれに見合った行動をしていくようになる」と定義しています。

マネジメント能力など他にいくらすぐれた能力があったとして個としての実績がないと説得力がないからうちはあくまで実績ありきにしています。

 

今回責任者に上がった従業員は個としては非常に能力が高いものの管理者としての報告や確認などの漏れが多く、責任者としては不安な部分がありましたが結果を出したので役職を付けました。

その結果、自分がやらないといけないという意識が芽生えて、行動にうつされてきています。

彼の場合、比較的最近会社に入り年齢も若いので周りの従業員からは可愛がられるのはもちろんですが、結果を出しても少しなめられているところがありました。それを会社としてしっかり役職をつけて周りより上だということを示すと自然と周りが頼るようになり尊敬されるようになってきています。

同じ人間が同じ事を言ってるだけなのに役職があるのとないのとで相手への伝わり方が全く違います。

 

面白い事がもう1つあります。

責任者に上がってから更に個としての数字があがっています。部下をマネジメントし、自分の上司とコミニケーションをとるなど今までより業務量が増えているにも関わらず更に成長しています。部下が出来る事によって今まで以上に効率を考えたり、数字への意識が高まっているのだと思います。

 

会社としてもっと任せていけるような人材を輩出していきます。

 

ベンチャーにいる従業員の特徴

 こんばんは。

 

うちの会社に入ってきて、結果を出している従業員の特徴について書いていこうと思います。

 

1.ハードワーカー

昨日の記事で僕が誰よりも働いた事を書きましたが、うちの従業員もめちゃくちゃ働きます。

僕「今月の休みいつにする?」

従業員「今月は、、、4日と22日でお願いします!」

僕「後6日間休みあるけどどうする?」

従業員「会社大きくしたいんで今は休みなくて大丈夫です!」

僕「いやいや、、、、」

従業員「達成したら休みます!」

 

からしたら正直嬉しいのですが、経営者としてはいかに短時間で成果がでる仕組みを作れるかが大切なので失格です。

 

仕事=お金を稼ぐものという考えではなく、仕事=成長という考えで働いています。

 

2.数字への執着が強い

自分の目標に対してへの意識が半端ないです。

結果を出してない人は自分の目標をたてないケースすらありますが、結果を出している従業員は会話が数字です。これが決まれば売上〇〇入るから、進捗〇%になるから~みたいな話しをよくしています。

月末数字があってないと、色んな方法を考えて最後まで数字を追っています。

 

3.素直

うちの結果を出している従業員に限っては素直な子ばかりです。

アドバイスに対して素直に受け入れたり、注意されたことに対して言い訳せずに謝罪をし実行にうつしています。

結果が出てない従業員はいや、だって、でものような口癖が多いですが、結果を出している従業員は一切そのような言葉が出てきません。

 

大企業で結果を出している従業員も共通点があるかもしれませんが、ベンチャーにいるうちの従業員は全員がこの共通点をもっています。

 

こういう従業員をどんどん増やしていきたいと思っています。

ハードワークは悪い事なのか?

こんばんは。

 

最近働き方改革などがよく取り上げられています。

今の時代にハードワークはもう古い、そんな風潮があるように思います。

 

僕は起業する前のサラリーマン時代にめちゃくちゃ働きました。

どのくらいからがハードワークと言うのか分かりませんが少なくとも僕は同期の誰よりも働きました。

中途採用だったため同期は元経営者や経験豊富な営業マン、ビジネスコンテストで優勝経験のある人などがいる中で何のビジネス経験もない高卒の僕

他の人と同じように働いていたら絶対起業出来ないと思った僕が差を埋めるために考えた唯一の方法が誰よりも働くという事でした。

質なんて考えていたらどんどん置いていかれるだけだと思ったので、寝る時間も休憩時間も休みの日も全て削ってひたすら働きました。

 

一般のサラリーマンが1日8時間、週5日稼動。

僕は1日16時間、週7日稼動。

年間で3倍の差が出ます

 

結果、高い倍率で採用された上場企業の独立支援プロジェクトで起業したのは僕1人でした。

能力が高かったわけでは全くなくてただハードワークしただけです。

ただ、誰に命令されたわけでもなく楽しくて働いていました。

 

 

夢があるならそれに向かって誰よりも熱中するのは当然だと思ってます。

 

僕は仕事、ビジネスが好きなのでプライベートも仕事だし、仕事もプライベートです。

みんながみんな仕事が好きなわけじゃないと思いますが、人生の大半を費やす仕事がこんなに好きで僕はよかったと思います。

 

次回はベンチャーにいるハードワーカーについて書いていきます。

 

 

上場企業からベンチャー企業への2年越しの入社 人生を賭けた転職

こんばんは。

 

前職で一緒に働いていた川元君のうちへの入社が決まりました。

部署は違ったけど、同じ責任者の中で一番優秀で仕事への情熱をもっていてよく遅くまで二人とも残って仕事をしていました。

一緒に働きたかったから創業メンバーを探していた時に声をかけており、何回かご飯にいき誘っていましたが当時は断られました

僕が起業してからもたまに連絡をとったりしながら、お互いの近況を話したりしながら再度うちに来て欲しいという事は伝えていました。

ただ、僕の起業当初からの信念で給与を上げて来てもらう事は絶対しません。お金でついてきたメンバーはお金でまた逃げていくと思っているからです。ベンチャーに一番必要な人材はどんなに会社が苦しくても夢やビジョンをもって会社の未来を想像できるメンバーだと思っています。

給与は下がるし、休みもないしなどどれだけきついかも話した上でうちにきたら何が出来るのか、何をしてほしいか、何を求めているかなど話しあい、昨日は夜中まで僕の家でお互いの過去や未来をどうしていきたいか話しました。

話せば話すほど仕事への考え方や情熱を感じ、彼となら一緒に会社の未来を創っていけると確信し、益々強く入社してほしいと思いました。

 

今日彼から電話があって僕が考え事をするときによくいくスパに行くことなりました。

恐らく入社するかどうかについて話をするんだろうなと何となく感じていましたが、スパまでの移動中は当たり障りない話をしていました。

温泉に入ってからも他愛ない会話を続けていましたが、どちらからともなく仕事の話になりました。

2年前に断られた事が思い出され、内心なんと言われるかとてもドキドキしていました。

彼から出た言葉は

 

「一緒に夢を追ってやりがいをもって仕事をしたい。社長に僕の人生賭けます。」

温泉でよかったと思いました。僕の嬉し涙を恐らく彼は気づいていません。

 

上場企業のマネージャーが年収半分になってベンチャー企業にきてくれます。

全て捨ててきます。

会社の将来、僕自身に賭けてくれました。

冷静に考えれば誰でも止めるような転職を決めてくれた彼を絶対に後悔させたくないし、幸せにしたいと思っています。

この転職が彼の人生で最大で最高の転機だったと言えるように僕も人生賭けて会社を成長させていきます。

 

僕より年が3つ上の彼もまだ20代。

彼の入社によって会社にアクセルがかかるのは間違いないので楽しみです。

 

ちなみに川元君は最近太っちゃったけど、めちゃくちゃイケメンです。

とりあえず、ダイエットしてから年明け入社してもらいます。