入学辞退から起業した社長のブログ

20代起業家のベンチャー日記

上場企業からベンチャー企業への2年越しの入社 人生を賭けた転職

こんばんは。

 

前職で一緒に働いていた川元君のうちへの入社が決まりました。

部署は違ったけど、同じ責任者の中で一番優秀で仕事への情熱をもっていてよく遅くまで二人とも残って仕事をしていました。

一緒に働きたかったから創業メンバーを探していた時に声をかけており、何回かご飯にいき誘っていましたが当時は断られました

僕が起業してからもたまに連絡をとったりしながら、お互いの近況を話したりしながら再度うちに来て欲しいという事は伝えていました。

ただ、僕の起業当初からの信念で給与を上げて来てもらう事は絶対しません。お金でついてきたメンバーはお金でまた逃げていくと思っているからです。ベンチャーに一番必要な人材はどんなに会社が苦しくても夢やビジョンをもって会社の未来を想像できるメンバーだと思っています。

給与は下がるし、休みもないしなどどれだけきついかも話した上でうちにきたら何が出来るのか、何をしてほしいか、何を求めているかなど話しあい、昨日は夜中まで僕の家でお互いの過去や未来をどうしていきたいか話しました。

話せば話すほど仕事への考え方や情熱を感じ、彼となら一緒に会社の未来を創っていけると確信し、益々強く入社してほしいと思いました。

 

今日彼から電話があって僕が考え事をするときによくいくスパに行くことなりました。

恐らく入社するかどうかについて話をするんだろうなと何となく感じていましたが、スパまでの移動中は当たり障りない話をしていました。

温泉に入ってからも他愛ない会話を続けていましたが、どちらからともなく仕事の話になりました。

2年前に断られた事が思い出され、内心なんと言われるかとてもドキドキしていました。

彼から出た言葉は

 

「一緒に夢を追ってやりがいをもって仕事をしたい。社長に僕の人生賭けます。」

温泉でよかったと思いました。僕の嬉し涙を恐らく彼は気づいていません。

 

上場企業のマネージャーが年収半分になってベンチャー企業にきてくれます。

全て捨ててきます。

会社の将来、僕自身に賭けてくれました。

冷静に考えれば誰でも止めるような転職を決めてくれた彼を絶対に後悔させたくないし、幸せにしたいと思っています。

この転職が彼の人生で最大で最高の転機だったと言えるように僕も人生賭けて会社を成長させていきます。

 

僕より年が3つ上の彼もまだ20代。

彼の入社によって会社にアクセルがかかるのは間違いないので楽しみです。

 

ちなみに川元君は最近太っちゃったけど、めちゃくちゃイケメンです。

とりあえず、ダイエットしてから年明け入社してもらいます。