コスト管理 ベンチャー経営における考え方
こんばんは。
昨日はなぜ僕が夜行バスを使っているかについての記事を書きました。
本日はコストの重要性です。
講演会に呼ばれてよくされる質問の1つで「経営で気をつけている事はなんですか?」というのがあります。
僕は毎回
経営=売上-コスト
これに集約されると伝えています。
売上をあげるかコストを下げるか。
売上は営業力や市場環境、商品など不確定要素が多い一方、コストに関しては自然災害などの突発的な事項を除いて「ある程度」、規模の小さいベンチャーであれば「かなりの精度」で予測する事が出来ます。
このコストコントロールさえ徹底出来ていれば基本的に会社が潰れる事はありません。これで続かないのであれば、そもそものビジネスモデルが成り立っていないかよっぽど営業力が弱いかだと思います。
周りの潰れている会社を見るとだいたいが給料の払いすぎや社長が経費を無駄使いしているケースがほとんどです。(もちろんチャレンジングな事業に挑戦した結果失敗してキャッシュが足りなくなっているケースもあります。)
だからこそ、社長自らがコスト意識を強く持って全従業員に落とし込んでいく事がかなり重要だと思っています。
弊社では責任者以上には会社の財務状況を明確に開示しているし、一般社員も自分が会社にいることによっていくらコストがかかっているから、いくら以上売上をあげないといけないかを把握しています。
コスト意識は全従業員が息を吸うのと同じ感覚で持ってもらい、会社を成長させるにはもう1つの軸の売上をいかに伸ばすかが大切になってくると思っています。