高卒起業 大学に行くべきかどうか
大学に行った方がいいのか?
僕は行きませんでした。
「なぜ経営者になろうと思ったか?」ではなく、「なぜ大学に行かずに経営者になろうと思ったか?」という僕の視点から「大学に行った方がいいのか」について書いていこうと思います。
僕が大学に行かない事を周りに話した時に反対が多かったのですが、大学を休学して起業や大学卒業してどこかに勤めて経験を積んでから起業を勧められました。
起業をしたことがない人たちに。
大学に行かなかった理由
大学が経営者になるのに役に立つとは思わなかった
最初の記事で書いたように予備校に行かずにひたすら本を読んだり、経営者に会ったりする時期がありました。
渋谷で働く社長の告白にものってますが「経営学部を出たからといって経営者になってる人はほとんどいなかった」や実際にあった社長に大学と起業が関係あるか聞いたときに「もちろん大学で出会った人や積んだ経験は少なからず自分に影響を与えてる。ただ、大学での講義自体が役にたっているかといったらそんなことは全くない」と言ってました。
起業した事がない人が言う行った方がいいと起業した人が言う行かなくてもいい。
何も分からなかった僕はごく当然に起業した人の意見を参考にしました。
ありきたりな経歴が嫌だった
ホリエモンやスティーブ・ジョブズなど大学中退での起業はよく聞く話です。
だからこそ、大学に合格しながらもいかないというのが1つのエピソードとして語れると思いました。
取引などで経営者の出身大学が見られる(有名大学の方がいい)という話を聞いた事があります。大企業だと応募時に大学で落とされるケースも多いと思います。膨大な数の応募者がいる中で有名大学卒業かどうかは努力できるかどうかなどの1つのわかりやすい判断基準となるのは僕も理解しています。
逆に、合格さえしていれば行くかどうかは関係なくその基準はクリアしていると僕は考えました。
大学に合格し、講義をサボりながらバイトに明け暮れた人と大学受かった上で行かずにビジネスを早くから始めた人であれば僕が取引先、面接官なら後者を評価します。
気持ちを風化させたくなかった
これが一番大きかったと思います。
大学4年間というのはあまりに長い期間に僕は感じました。
中学1年生と高校1年生になった時に夢が違ったように、4年間という時間が自分の意志を変えてしまうかもしれないと思いました。
ある人から「大学に入って起業したいという気持ちが風化するぐらいならそもそもその程度の気持ちだったって事だから別にいいんじゃない?」と言わました。
確かにそうかもしれません。
でも、高校の時にやりたい事がみつからなくて受験をしなかった僕が初めて情熱をもって起業したい、経営者になりたいと思いました。
起業と言ってもやりたい事業などが決まってたわけでないから本当の意味でやりたい事ではなかったのかもしれませんが「自分で会社を創る」という事にとても憧れました。
だからこそ今しかないと思って、気持ちが風化しないように予備校にいかない事を決めました。
結論
起業するという前提であれば、大学に行く必要はないと僕は思っています。
若い内から実践のビジネスの現場で何歳も歳の離れた素晴らしい経営者の方々と接する機会があるのは非常に恵まれていいことだと思っています。
ただ、やりたい学問がある、入りたい会社が大卒しかとってないなどあればもちろん行った方がいいです。
僕は大学を行かないという選択をして全く後悔していませんが、もし、大学にいっていたとしても自分が選んだ道を正解にするように努力して、その道がよかったんだと結局思っていると思います。
進んだ道を後悔するのではなく、よかったと思えるようにその後の人生を自分で進んで行く事が一番大切なのかなと。