入学辞退から起業した社長のブログ

20代起業家のベンチャー日記

コスト管理 ベンチャー経営における考え方

こんばんは。

昨日はなぜ僕が夜行バスを使っているかについての記事を書きました。

本日はコストの重要性です。

 

講演会に呼ばれてよくされる質問の1つで「経営で気をつけている事はなんですか?」というのがあります。

僕は毎回

経営=売上-コスト

これに集約されると伝えています。

売上をあげるかコストを下げるか。

売上は営業力や市場環境、商品など不確定要素が多い一方、コストに関しては自然災害などの突発的な事項を除いて「ある程度」、規模の小さいベンチャーであれば「かなりの精度」で予測する事が出来ます。

このコストコトロールさえ徹底出来ていれば基本的に会社が潰れる事はありません。これで続かないのであれば、そもそものビジネスモデルが成り立っていないかよっぽど営業力が弱いかだと思います。

 

周りの潰れている会社を見るとだいたいが給料の払いすぎや社長が経費を無駄使いしているケースがほとんどです。(もちろんチャレンジングな事業に挑戦した結果失敗してキャッシュが足りなくなっているケースもあります。)

 

だからこそ、社長自らがコスト意識を強く持って全従業員に落とし込んでいく事がかなり重要だと思っています。

弊社では責任者以上には会社の財務状況を明確に開示しているし、一般社員も自分が会社にいることによっていくらコストがかかっているから、いくら以上売上をあげないといけないかを把握しています。

 

コスト意識は全従業員が息を吸うのと同じ感覚で持ってもらい、会社を成長させるにはもう1つの軸の売上をいかに伸ばすかが大切になってくると思っています。

夜行バス 出張

こんばんは。

現在出張で関西にきています。よく驚かれるのですが夜行バスで往復しています。

僕は出張の際にスケジュールの都合上やむを得ない場合を除いて基本夜行バスしか使いません。

サラリーマンの時でさえ新幹線、飛行機を多用していたのに経営者になって何故夜行バスなのか?

理由は単純でコストの削減です。

 

東京~関西への出張が多いですが、新幹線だと1.3万、夜行バスだと時期によりますが3千円弱でいけます。

1回あたり1万、往復で2万、月に4回出張があると8万、年間で約100万円の差がでてきます。

会社として100万が大きいかどうかは分かりませんが、この100万で従業員のインセンティブや社員旅行、会社の成長に投資したいと思っています。

 

夜行バスの話をすると、経営者なら時間が一番の資源だから短時間で移動出来る新幹線にした方がいいと言われる事があります。

それも一理ありますが、僕はそれでも夜行バスを使います。

だいたいバスは24時発~6時着のような形なので、通常の人が家で寝ている時間をバスで寝るだけだし、頭の中で考え事も出来ます。

バスだと疲れが取れないと言われることもありますが、個人的にどこでも寝れるのでそれもクリアです。20代経営者の強みかもしれません。

 

唯一のリスクはバスは事故が多いので死ぬ可能性が新幹線より高いです。

ここは毎回事故を起こさないように祈って乗車してます。

 

次回はなぜコスト削減が重要かについて書いていきます。

 

ポジティブ ベンチャーで結果を出す考え方

昨日は僕と従業員の元ホスト君と元ホスト君とルームシェアしている友達のひろし君と飲みに行きました。

 

元ホスト君とひろし君は事務所から徒歩10分のところに住んでいるので終電が過ぎても事務所にいることが多いです。

昨日もホスト君が事務所で夜中まで仕事をしていると前触れもなくひろし君が事務所に入ってきてストロング0を3本差し入れしてくれました。7月ごろに初めてあってからひろし君は従業員ではないもののたまに夜中に会社にきては差し入れをしてくれたり、掃除を手伝ってくれたりしています。多分元ホスト君とめちゃくちゃ仲がいいからだろうなと毎回微笑ましく見ています。

 

事務所で仕事がひと段落ついたところで飲みに行き、ひろし君に聞きました。

僕「元ホスト君がこんなに結果出してる理由って何だと思う?」

ひろし君「1つこいつのすごいと思うのが、スーパーポジティブなところですね。落ち込んでいるところを見たことがないです。常にヘラヘラしてて、仕事終わって家帰ってきてもずっと1人で話し続けてます。だいたいは職場の女の子の話ですが。僕は無視してますが、1人で話してます。」

元ホスト君「いや、仕事の真面目な話しってそこは言ってよ!でも、落ち込んでてても数字は上がらないですからね。毎日やべーって思いながら、プレッシャーを感じながらずっとハイになってる感じっすね。笑」

 

僕も前職サラリーマンだった頃に、「人類が進化した過程を辿ると危機感。危機感で人は成長する。それも自分の内側から出てくる危機感。」という話を偉い人からよく聞きました。

極限のプレッシャーを常に感じながら、ギリギリのところで数字を合わせる。

この環境を辛いとネガティブに捉えるのか楽しいとポジティブに捉えられるかが結果の差に現れているのかなと元ホスト君とひろし君の話を聞いて勉強になりました。

 

元ホスト君「もっと数字やるんで可愛い子の採用お願いします!その子が数字やらなくても自分の数字でカバーします!!!」

 

彼の場合、女性への飽くなき執念が結果に繋がっているのかもしれないと考えを改めさせられました。

 

 

 

ベンチャーの日常

こんばんは。

毎日更新する事も目標にしているので短い記事でも必ず更新していこうと思います。

 

今日はベンチャーってどんな感じなのって聞かれるので僕たちの日常を書いていこうと思います。

 

ベンチャーって色んな定義があると思いますし僕自身も明確に定義しているわけではありませんが、「ベンチャー志望してます!」って就活生が挙げる企業は僕からしたらベンチャーではないと思ってます。

ベンチャーが成長したみんなが知ってるような会社は一般的にメガベンチャーと呼ばれるみたいですが僕は個人的に大企業に区分しています。笑

 

僕が思うベンチャーとは事務所で椅子を並べて寝てる人がいたり、仕事が終わって夜中から一緒に事務所でお酒を飲んでるような会社だと思ってます。

うちの会社の事ですね。笑

仕事はめちゃくちゃハードだし休みの日でも連絡がくるけど、みんなが1つの目標に向かって努力している。

大企業だってハードだし、みんなが努力してるし、寝ずに仕事をしている人がいるのも知っています。

ただ、僕たちベンチャーは全てがリアルだと思ってます。

売上を上げないと会社が潰れる。

売上が上がれば給与に反映される。

売上が上がれば社員旅行に行ける。

売上が上がれば新しい従業員が増える。

売上が上がれば新規事業が出来る。

このリアルを全従業員が共有できてるのが最高にヒリヒリするし、最高に楽しいです。

高卒起業 大学に行くべきかどうか

大学に行った方がいいのか?

僕は行きませんでした。

 

「なぜ経営者になろうと思ったか?」ではなく、「なぜ大学に行かずに経営者になろうと思ったか?」という僕の視点から「大学に行った方がいいのか」について書いていこうと思います。

僕が大学に行かない事を周りに話した時に反対が多かったのですが、大学を休学して起業や大学卒業してどこかに勤めて経験を積んでから起業を勧められました。

起業をしたことがない人たちに。

 

 

大学に行かなかった理由

 大学が経営者になるのに役に立つとは思わなかった

最初の記事で書いたように予備校に行かずにひたすら本を読んだり、経営者に会ったりする時期がありました。

渋谷で働く社長の告白にものってますが「経営学部を出たからといって経営者になってる人はほとんどいなかった」や実際にあった社長に大学と起業が関係あるか聞いたときに「もちろん大学で出会った人や積んだ経験は少なからず自分に影響を与えてる。ただ、大学での講義自体が役にたっているかといったらそんなことは全くない」と言ってました。

起業した事がない人が言う行った方がいいと起業した人が言う行かなくてもいい。

何も分からなかった僕はごく当然に起業した人の意見を参考にしました。

 

ありきたりな経歴が嫌だった

ホリエモンスティーブ・ジョブズなど大学中退での起業はよく聞く話です。

だからこそ、大学に合格しながらもいかないというのが1つのエピソードとして語れると思いました。

取引などで経営者の出身大学が見られる(有名大学の方がいい)という話を聞いた事があります。大企業だと応募時に大学で落とされるケースも多いと思います。膨大な数の応募者がいる中で有名大学卒業かどうかは努力できるかどうかなどの1つのわかりやすい判断基準となるのは僕も理解しています。

逆に、合格さえしていれば行くかどうかは関係なくその基準はクリアしていると僕は考えました。

大学に合格し、講義をサボりながらバイトに明け暮れた人と大学受かった上で行かずにビジネスを早くから始めた人であれば僕が取引先、面接官なら後者を評価します。

気持ちを風化させたくなかった

これが一番大きかったと思います。

大学4年間というのはあまりに長い期間に僕は感じました。

中学1年生と高校1年生になった時に夢が違ったように、4年間という時間が自分の意志を変えてしまうかもしれないと思いました。

ある人から「大学に入って起業したいという気持ちが風化するぐらいならそもそもその程度の気持ちだったって事だから別にいいんじゃない?」と言わました。

確かにそうかもしれません。

でも、高校の時にやりたい事がみつからなくて受験をしなかった僕が初めて情熱をもって起業したい、経営者になりたいと思いました。

起業と言ってもやりたい事業などが決まってたわけでないから本当の意味でやりたい事ではなかったのかもしれませんが「自分で会社を創る」という事にとても憧れました。

だからこそ今しかないと思って、気持ちが風化しないように予備校にいかない事を決めました。

 

結論 

起業するという前提であれば大学に行く必要はないと僕は思っています。

若い内から実践のビジネスの現場で何歳も歳の離れた素晴らしい経営者の方々と接する機会があるのは非常に恵まれていいことだと思っています。

ただ、やりたい学問がある、入りたい会社が大卒しかとってないなどあればもちろん行った方がいいです。

 

僕は大学を行かないという選択をして全く後悔していませんが、もし、大学にいっていたとしても自分が選んだ道を正解にするように努力して、その道がよかったんだと結局思っていると思います。

進んだ道を後悔するのではなく、よかったと思えるようにその後の人生を自分で進んで行く事が一番大切なのかなと。

 

 

 

渋谷で働く社長とベンチャー企業の社長

ブログを始めるきっかけになったサイバーエージェント藤田社長の「渋谷で働く社長の告白」

 

大学在学中に営業アルバイトを始めて、1日も休むことなく働き、ビジネスの楽しさを知って、営業代行会社で起業して、会社に寝泊りしながら働いた藤田社長。

大学を入学辞退し営業会社に入り、1日も休むことなく働き、仕事に夢中になって、

営業代行代会社で起業して、会社に寝泊りしながら働いている自分。

現状だと大きく実績がかけはなれていますが、僕と凄く似ているなと思いました。

 

本の中で藤田社長は週110時間働く、最年少上場したリブセンスの村上社長は124時間働くといっていたので僕は起業当初から週126時間働く事を意識していました。

時間をはかったことはないですが、4時間睡眠をとって、それ以外のお風呂や掃除を2時間で終わらせて、残り全て仕事をすれば1日18時間、1週間で126時間になります。

よく「寝てるの?」や「たまには休んだら?」と言われますが、小学生が夜中にお父さんにばれないように暗くなった布団の中で大好きなゲームをするように僕も仕事が大好きなので睡眠時間以外はとにかく仕事の事を考えていたいです。

 

本の中で石川君という学生アルバイトが社員になりたいという場面で藤田社長が「名刺が出来たときよりも最初に受注が決まった時よりも嬉しかった」と言っているのですが、アルバイトで応募してきて元々ホストと掛け持ちでうちで営業していた子が「ホストをやめて1本でやっていきたいので社員にして下さい。」と言ってきた時を思い出して泣きそうになりました。

ベンチャーで決していいとは言えない環境で色んな人がやめていき自分の会社を否定されているような気持ちでいた最中に、自ら他の仕事をやめて、うちの会社1本でやっていくという事がなんだか自分の会社が認められた気がして泣くほど嬉しかった。

本人の前ではそんな姿は一切見せませんでしたが。

今ではトップセールスとして大活躍してくれているので、この会社を選んで間違いなかったと胸を張っていってもらえるような会社に出来るように僕自身がもっと成長していきます。

 

ベンチャーで一緒に上を目指していきたいメンバー募集中!

 

自己紹介

初めてのブログで何書くか1時間ぐらい迷いましたが、一番シンプルに自己紹介しようと思います。

ベンチャー企業経営中の僕の自己紹介です。

 

 

受験しない事を決めた高校時代

ほとんどが大学にいくような進学校に通ってて、3年の5月に部活が終了。

みんなが受験勉強を一斉に取り組む姿を見て、勉強が好きじゃなかった僕はその光景を見て気持ち悪くなる。

大学に行きたい理由が見つからなかったから高校にいかなくなって、旅にでたり、夜のお店でバイトしたりしながら自分のやりたい事を探してたらいつのまにか

受験が終わって3月。

浪人か就職の2択の中でまだやりたい事が見つからなかった自分は学校内では成績はトップの方だったから先生が東京の頭のいい人がいっぱい集まる予備校を勧めてくれる。

 

勉強に励む浪人時代 4~8月 

上京。

予備校のクラスメイトは現役時代に早慶や後期で旧帝大受かってるけど、どうしても第1志望に行きたくて浪人したような人ばかり。

ワールドカップの試合は泊まり込みで全試合がっつり見たけど、最初は大学進学を目標に自分なりに頑張る。

 

起業を決意 9~12月 

現役時代と同じで何故自分は勉強してるのか分からなくなる中で

友達の死、地元では出会わなかった経営者という人に憧れ起業を決意。

周りに伝えると、95%の反対と5%の応援。

予備校にいかなくなり、本を読みまくったり、色んな人にあいまくって、バイトをしながら起業の勉強。

 

大学受験 1~2月 

願書締め切り間近に友達から言われたある一言をきっかけに合格通知書だけもらおうと思い受験を決めるも第一志望だった東大は起業を決意してから約半年全く勉強してなかったため受かる気がしなくて断念。

数式とか綺麗に忘れ去ってたけど、言語ならまだ覚えてたから国、数、英の3科目の早稲田商学部受験。

数学開始10分で手が止まり睡眠してたけど、言語は何となく覚えてて合格。

大学に行く気は元々なかったから起業に向けて準備して、会社の作り方は

分かったものの何の事業をするか、資金はどうするかなど決まらない事だらけ。

 

就職活動 3月25日~3月31日 

紹介会社の社長から「今やってる起業に関係ないバイトの時間意味ある?

起業支援してる上場会社で勉強しながらお金もらえるよ」

という衝撃の事実を教えてもらい、紹介→面接→内定→入社式まで約5日。

人生唯一の就活1社5日で終了。

 

サラリーマン 4月~

数年後に起業することを決意して、ひたすら働き続ける。

 

起業~現在

前職の上場企業から出資もしてもらい、過去の独立者の中で最年少起業。

ベンチャー企業を経営中。

 

218年 11月20日 0時~4時

従業員からabemaTVの「会社は学校じゃねえんだよ」を教えてもらい視聴。

 

218年 11月20日    4時~6時

「会社は学校じゃねえんだよ」の元ネタサイバーエージェント藤田社長の「渋谷ではたらく社長の告白」を読む。(数年前に一度本屋で読んだ後、起業したタイミングで知り合いにプレゼントされてちょうど手元にあった)

 

218年 11月21日~

渋谷で働く社長の告白でブログから採用につながったと書いてあり、自分もブログを書く事を決心。

 

という、中々安易な理由でスタートしました。

元々SNSで発信とかしないタイプだし、ブログで文字大きくしたり、色変えたりするのめちゃくちゃ苦手だけど(そもそもどこをどうしたらいいか分かんない)少しでも会社・自分の成長に繋がればと思い頑張って更新していきます。

会社名だすか個人名だすかなど色々迷いましたが一旦匿名でやってくスタイルでいこうと思います。

 

僕たちベンチャー企業がどういった日々を送っているのか、会社が大きくなった時に思い出になるようなブログを書いていければと思っているので宜しくお願いします。

ベンチャーで働きたい人募集してます!